2020年の振り返りと2021年の抱負

このブログなぜか年が明ける毎に更新している。 年が明けると今年は継続して書こうと意気込むが、続かないのである... 典型的な三日坊主であるが、長い目でいれば継続できていることは褒めることにする。

今回、自分を振り返る機会として久しぶりにブログを更新することにした。 2020年の思い出や経験を振り返りつつ、2021年の抱負について触れる。

修士修了と心の支え

僕はとある大学院で修士2年の学生をしている。 執筆現在は修士の審査も終わり、提出用の論文の整理と後輩の研究のお手伝いをしている。 修士から専攻分野を工学から理学方面にシフトしたため、今の分野においてはマイナスからのスタートであった。 理論的内容を押さえていく作業が何よりも大変であった... 何度も挫折し、折れかけたが、なんやかんや耐えて今に至る。 到底、一人では乗り越える事が出来なかった。 周りのサポート、特に、一人の女性の存在にとても助けられた。 その子は僕の彼女でも何でもない。はたから見ればただの友人関係だ。 そんな子に僕は1年もの間、片思いをしている。

研究などで行き詰っている時、僕はよくその子とお出かけをしていた。 昨今はコロナの関係もあり、二人で自然を見に行くことが主なお出かけプランであった。 その子はとても強い芯を持っていて、僕が行き詰っている際は自然と導くような言葉をかけてくれる存在であった。 その子と一緒に過ごし、素敵な笑顔を見れる時間が僕にとって何よりの心の支えであった。 出会えたこと、そして、その子と一緒に過ごせたことに何よりも感謝をしている。

2020年の思い出

今年は片思い相手のおかげでとても楽しい思い出を作ることができた。 一緒にあじさいや紅葉、電子工作展に行ったり、シーカヤックの体験などもした。 クリスマスにはプレゼント交換もした。 今までの人生においてこんなに輝いた経験はない。 これらを通して、少しずつお互いの理解が深まる過程も実に楽しかった。 相手を知れば知るほど、自分の薄さに気付く。 現在はコロナの情勢もあってお互い自粛しているが、既に次のお出かけの予定も決まっている。 次の予定までは期間があるため自分磨きをしたい。

研究関連においては色々と心が折れるイベントもあった。 所属施設の存続が危ぶまれたり、修士3/4地点で研究テーマが変わったり... 色んな意味で大人に振り回されることを学んだ。 僕は人を過信する傾向があるようなので、もう少し慎重に人を見ることにする。

オンライン環境が身近になったおかげで海外の友人と頻繁にやり取りするようになった。 お互いの言語を教え合いつつ、文化や歴史、政治に関する話をするのだ。 僕は今まで技術的な情報にしか興味がなかった。 このような経験を通して歴史や文化を学ぶこと、そして、それらを共有する面白さを見つけた。 今後もこのような関係は継続していきたいと考えている。

2021年の抱負

自分の人生における抱負と研究や業務における抱負を述べる。

人生における2021年

今まで、工学的な知識・技術を深めることにばかり興味が偏っていた。 自分の薄識を知った今、僕は小説、歴史、経済・哲学等の書籍にも目を通している（遅過ぎでは...）。 今まで全く興味が湧かず、読むことが苦痛でしかなかった分野であるが、 不思議と読める。面白さすら感じている。 この変化は僕の人生において重要な変化であったのだと思う。

2021年はこのような知見を深める年にする。 コロナの情勢にも寄るが実際にこの目で見分を広めていく。

2021年の研究

発表を通して、自分に不足する点が多く見つかった。 今後、研究を進める上で2021年2月・3月の振る舞いは大きく影響する。 今後、解析システムの高度化を図りつつ、情報収集とお勉強が必須である。

実際にはモノを作る研究がしたが、それは眼前のテーマに目途が立ってからになりそう... 修士2年は基礎固めといった所であった。 この一年は基礎の発展と提案がカギになるであろう。

さいごに

2020年は恋に研究に遊びと、個人的にとても充実した年であった。 振り返ると至らぬ点も多々見受けられるが、それは今年の課題とする。 2020年までは自分の分野に関する知識を蓄えるのに必死であった、 2021年はそちらの知識を深めつつ、他の分野に関しても見分を広げる年にする。

研究においては今手元にある武器を磨きつつ、検討を深める必要がある。 今まで以上に論文を読み漁ることになりそうだ。

恥をかき捨てるという精神が足りないように思う。 全体的にもう少しガツガツ動けるようになるのが行動目標である。